運行管理者（一般貨物自動車運送事業）の基礎講習を受講しました。

2022/07/01

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千葉の野田の行政書士事務所寿々です。

運行管理者（一般貨物自動車運送事業）の基礎講習を葛飾区にある京成ドライビングスクールさんで受講してきました。

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運行管理者とは。
自動車運送事業者は安全な輸送を行う社会的義務があり、公道を使い、一般車両や歩行者と走行する際、運送会社の運転者に安全確保求められるため、心身の健康と安全への意識が求められます。

他方で、新規事業者の新規参入や貨物車両の台数制限緩和など規制緩和による過当競争や、安全管理不足による重大事故の発生などをがあり、安全に対する社会的要求が高まっています。
そのため自動車運送事業者は、法律に基づき、安全運行に必要な運転者の勤務時間を設定、運行管理のための指揮命令系統を明確する必要があります。
この安全体制の確立に中心的役割を果たすのが運行管理者です。

運行管理者制度とは。
運行管理者制度では、トラックなどの事業用自動車の安全運行を確保するために、車両数に応じた運行管理者を配置することを義務付けています。
複数の運行管理者が必要な場合は、その中から統括運行管理者を選任しなくてはなりません。
運行管理者の主な業務は、運転者の運行表作成、記録管理、休憩・睡眠施設の保守管理、運転者の指導監督、業務前後の点呼による運転者の疲労・健康状態等の把握などです。
運転者や車両の状況を確認して常に安全確保に対する判断と、運転者に適切な指示を行う指導力が必要です。

運行管理者になるためには。
運行管理者になるためには、自動車運送事業の種別に応じた「運行管理者資格者証」（貨物と旅客は別扱い）の交付を受けなくてはなりません。

下記の２つの方法があります。
・試験に合格する
資格者証の交付を受けようとする事業の種類と同じ種類の運行管理者試験に合格する。

・実務経験で取得する
事業用自動車の運行の安全確保に関する業務で、国土交通省が定めた一定の実務経験その他の要件を備える事。

・受験資格
①運行管理に関して１年以上の実務経験を有する。
②基礎講習を修了している。
上記のどちらかの要件を満たしていること。

今から運送業界で運行管理者の職に就く予定はありませんが、今後、一般貨物自動車運送事業の許可申請を受任させていただくにあたり、運送業界の事をほとんど知らずに受任する事はご依頼者様に大変失礼です。
最低限の知識は持ち合わせていなければ、ご依頼者様も安心してご依頼できないと思います。

既に取得した産業廃棄物収集運搬業の修了試験や酒類販売管理者と同じ考え方です。
「業界の事を知るため」「最低限の知識を得るため」「ご依頼者様にご安心いただくため」に、今回、一般貨物自動車運送事業の運行管理者を受験する事にしました。

運行管理者（一般貨物自動車運送事業）の基礎講習は3日間、朝から夕方までしっかりと受講する必要があります。
配布されたテキスト類です。

3日間、非常に長かったです。椅子に座り続けだったのでお尻も痛いし…（苦笑）

これで運行管理者の試験を受ける為の要件を得られただけです。

ここから試験に合格しなくてはなりません。

運行管理者の試験は年2回、行われています。3月と9月です。
時期的には、9月の受験が可能ですが、諸事情により9月の受験はできません。
来年の3月に受験しようと考えています。

一旦は運行管理者の試験勉強から離れますが、年明けから再び運行管理者の試験に向けて頑張っていきたいと思います。

不動産全般相談、普通自動車や軽自動車の車庫証明・車輛名義変更・車輛抹消（特に千葉の野田ナンバー・埼玉の春日部ナンバーお任せください。）、産業廃棄物収集運搬業（千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、茨城県、群馬県、栃木県の産業廃棄物収集運搬業の許可申請お任せください）、定置用リチウムイオン蓄電池システムの補助金申請を始めました。家族信託のご提案、家族信託契約書の作成、遺言書作成サポートは千葉の野田の行政書士事務所寿々にご依頼ください。また、費用や報酬もお気軽にお問い合わせください。