千葉県四街道市で開発行為許可申請に係る不動産調査を行いました。

2022/05/27

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千葉の野田の行政書士事務所寿々です。

昨日、急遽「急ぎの案件」ということで千葉県の四街道市で開発行為許可申請に係る不動産調査を行いました。

いただいた資料は、
「配置図」「平面図」「立面図」「タイムスケジュール表（仮）」
だけです。

不動産調査を行おうとするときには最低でも「地図（住宅地図）」がなくてはお話しになりません。
プラスで「土地登記事項証明書」や「公図」があると助かります。
そういった資料がないという事は「相当な急ぎの案件」という事なのでしょう。

前日に、住宅地図、登記事項証明書、公図、四街道市の開発指導要綱などなど不動産調査に必要な書類を全て揃えました。
調査した内容を記載する調査票も準備しなくてはなりません。

役所調査時には「地番はわかりますか？」「公図はありませんか？」と聞かれる事が多いです。

正確な地番がわからないと、正確な調査結果が得られなかったり、役所側から「曖昧な回答しか聞けない」事になる事もあります。

「資料を揃えて再度訪問する」ことになりかねません。
時間が無駄になってしまうのを防ぐためにも重要な事です。
ましてや遠隔地となると、再調査に来るタイミングも調整することが大変になります。

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調査の結果、ご依頼者様の事業計画に合致しない土地でしたので、当該土地での事業計画は断念していただく事になりました。

調査の最後の最後に発覚した重大事項でした。
排水計画は行政の基準とお客様の事業計画に大幅な乖離があり、「お客様の事業計画が成り立たない」という結論です。

この調査結果にはお客様も大変驚かれていました。
実際にお客様自身も役所調査を行っていたのです。しかし「この重大事項は調査しきれなかった」ようです。

なぜこのような事が起きたのか？

それは役所の担当者が要綱や基準にたいする「知識の量が違っていた」からだと思います。

私は運よく「知識量が豊富な担当者さんに対応していただけた」だけの事です。
これは「ものすごく恐ろしい事」です。

今回の事で、私の「行政の基準」に新たな知識が追加されました。
今後の役所調査に大いに役立ってくれると思います。

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